TOCCHI-NICOLSON

気の向くままに

ドラマ世界の中心で愛を叫ぶ第1話の時間配分

私は中学生の頃、ドラマで世界の中心で愛を叫ぶに熱中していた。

 

中学生ともあり、家族の前ではドラマを見て泣く姿を見せたくない年頃だったが構わず、泣く事が出来た初めての作品だった。

その名作ドラマがウチのHDDに保存されていたので、どういった流れでストーリーが進んでいったのかを簡単にまとめてみた。

 

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オーストラリアのウルルに立つ、サク。

サクの手には小瓶に詰められたアキの遺灰。アキと一緒に居た日々を思い出し

その場に泣き崩れる。

〜2:30

ソファに横たわった現代のサクが目を覚まし、夢だと気づく。

アキが居なくなってから17年の月日が流れたのにも関わらず、ポケットには小瓶が入っている。まだ、アキの事を引きずっている印象が残る。

サクは毎日、仕事をすればその間は忘れる事が出来ると仕事に励んでいるが、ある日めまいがして倒れる。

 

〜4:00

病院で目を覚ましたサクの隣には大学時代の親友の小林とその子供の一樹がいる。

 

ここで一樹が小瓶について聞く。 一樹は説明を促す役目となる。

 

〜6:00

当時の担任の先生から連絡があり、校舎が取り壊されると言われ、呼ばれる。

その時、ベッドサイドに置いていたラジオから

「ラジオがきっかけで17年前に付き合った人を捜している」と放送が流れ、

サクはまさかと思いながらもラジオ局まで走り出す。

 

〜8:00

1987年の頃の舞台になり、高校生時代のサクが自転車で斎場へ向かう。

斎場では弔辞を読み上げるアキ。

 

〜11:00

雨が降り出すがアキは構わず、弔辞を読む。

その姿に吸い込まれる様にサクは歩きだし、傘をさしてあげる。

 

〜18:00

サクが帰る途中で、アキに声をかけられ防波堤で話す。

その時、アキからキーホルダーを貰う。

 

〜20:00

スケちゃんがサクのじいちゃんの写真館で登場。

家に帰りキーホルダーを鍵置きに置くとサクの妹からキーホルダーがラジオ番組のプレゼント品と知らされる。

翌日アキと会い、ラジオを聞いているか聞くとウォークマン目当てでハガキを送っていると聞く。

 

〜25:00

親友のボウズがアキに誕生日プレゼントでウォークマンをあげる為に、読書感想文で優秀賞を取った事があるサクにラジオのハガキを書いてもらう様に頼む。

もちろんサクもアキに気があるが、その気持ちを押し殺し、ハガキを書く。

 

〜38:00

アキと下駄箱で一緒になるが、ボウズの事もあり、素っ気ない態度を見せるサク。

 

〜39:00

ラジオからサクが書いたハガキが読まれる。 

同じクラスメイトが白血病になり、薬の副作用で髪の毛が抜けていったと

 

〜40:00

アキがサクに詰め寄る。 本当に病気になってる人がいるのになんであんな事を書くの。

病気で苦しんでいるのがもし、サクの母親だったら? 妹だったら? 好きな人だったら?

サクはアキに、アキは母親でもないし、妹でもないという。 ただ、

 

 

 

好きな人でも無いし、とは言わなかった。 サクは自分の気持ちも気付いているし、あのサクの言葉を返した後の沈黙が二人の距離を測るモノサシになっていた。

 

 

〜44:30

アキの下駄箱の中にウォークマンが入っている。

ウォークマンの中には好きな人=アキが居なくなると辛いんだという思いと、許してくれるならあの場所に来てという言葉が録音されていた。

 

〜50:00

防波堤で座る、サクの元へアキがくる。

ウォークマンをサクへ返し、聞く様に促す。

 

内容はサクの好きなところが第5位から吹き込まれていた。

それを聞き入るサク。

第1位は吹き込まれておらず、イヤホンを外してアキに入っていないと伝える。

アキは、そのまま第1位を伝え、告白する。

 

 

これがアキの最後の誕生日となる。

 

〜54:00

舞台は現代に戻る。

サクは小瓶をポケットに戻し歩いていく。

 

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